チャイと私とインド映画

2021年、突如としてインド映画にハマってしまってもはや生活がままならない人間が、日本からどうにかしてインド映画を観ようと必死なブログ。 とにかくリティク・ローシャンに夢中でどうしようもない。

KESARI ケサリ 21人の勇者たち

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【KESARI ケサリ 21人の勇者たち】
2019年 - インド - 154分

DIRECTOR---
#アヌラーグシン
CAST---
#アクシャイクマール

1897年イギリス占領下のインド。
辺境部族との争いに備え、国境付近では英国軍とシク教徒による警護が行われていた。ある日、英国将校の命令に背いて部族の女性を助けた軍人イシャルは辺境のサラガリ砦に送られてしまう。
イシャルの指揮の下、サラガリ砦を守るたった21人のシク教徒たちは、砦を包囲した辺境部族1万人に立ち向かう。

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実際に起きた”サラガリの戦い”を題材とした映画です。何これもうめちゃくちゃ胸アツな映画だった・・・戦争もの苦手なのであまりハマれないだろうと思ってたのに、すっかり圧倒されてDVD欲しくなりました。

シク教徒が出てくる映画を観たのはこれで3本目くらいかな?「ホテル・ムンバイ」観たことある人が1番多そうなイメージなんですが、あの主人公のように頭にターバンを巻いていて、人前では決して外さないというのがざっくりシク教徒。

これまでアクシャイさんの映画って100%コメディしか観たことなくて、くだらないことばっかり言ってる姿が私のアクシャイ・クマール・スタンダードだったんですけど、今回の役はまるで名言botみたいに口を開けば名言しか出てこないすごい人でした。この映画、名言が多過ぎて具体的に何て言ってたのか逆に全然思い出せない(え)全台詞の7割くらいが名言でした。

アクシャイさん演じる厳しめの指揮官に対し、最初は部下たちも何だこいつって態度を隠さないんですが、いざって時には「まったくうちの上官は俺らがついてないとダメだな~」って感じに助けにきてくれて、こういう少年マンガみたいなノリ大好きでしかない。

戦いが始まってからは、彼らの漢気とシク教徒としての誇りが激アツ過ぎてもはや胸が大ヤケド。21人いるので最低でも21回胸アツなシーンがありました。途中で明かされる「ケサリ」の意味も熱い。そういうことだったのか。

史実だし1万人対21人なので負けてしまうことは分かってるけど、それでも何とか頑張って生き延びて欲しいって全力で祈らずにはいらませんでした。演出もドラマチックで派手だったし、他国映画では見られないような戦い方も必見で中々のおすすめの映画です。

2021/06/11
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